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これから中国語勉強される皆様へ

この大会に出場した時、私はまだ日本語が上手く話せない時期でした。 中国の夜間の学校で半年間日本語を勉強した後、日本に来て、まだ5ヶ月しか経っていなかったからです。 それでも必死で自分の思いを日本語で表現しようとしました。そして先生に指導を受けながらやっとの思いでスピーチ原稿を完成させることが出来ました。

書き上げた文章を大会までの10日間で100回以上反復しました。その頃は4人の友人たちと一緒に住んでいたので他の人に迷惑にならないよう、 一人暮らしで深夜までバイトをしている友達の家に泊めて貰い、毎日深夜まで練習しました。 発音に気を付けながら早いスピートで読んで暗記できるまで繰り返し練習しました。

この時の文章の中で初めて覚えた言葉は「そそっかしい」「名残惜しい」「花束」等々。初めて覚えた文型は「考えたあげく」、 初めて気がついた間違いの発音は「応募」でした。(それまでの私は‘横暴’と読んでいました。)

今考えれば当時の私の文章表現はとても乏しくて幼稚なものですが、しかしこういうことの積み重ねが上達の道なのです。 自分伝えたいことを文章にして、先生に直してもらって使えるようになるまで練習すれば、だんだん自分の意思を正確に確実に話すことが 出来るようになります。また、短くても頻繁に使うフレーズや好きな文章を収集して暗記する習慣を身に付ければ、いつのまにか優秀な スピーチが中国語で出来る日が来るかもしれません。

継続こそ力なり、やる気をもって臨めば必ず目標に辿り着けるものです。中国語学習、中国語の勉強を希望される皆様に 私のささやかな経験がお役に立てればと言う思いからあえて下記の弁論大会の原稿を公開することにしました。

董 翠
2005年6月3日

スピーチコンテストの原稿

私は、自分のためにしか頑張らなかった

董 翠 (中国)

皆さん、皆さんは外国で生活する時、個人としてではなく、自分の国の代表として見られるということを考えたことがありますか。

私は生まれてから初めて自分の国を離れて日本に来ました。この物価高の日本では、他の留学生と同じように勉強しながら アルバイトをしなければなりません。アルバイト先の居酒屋では、外国人は私1人でした。日本の料理を全然知らないし、こういう仕事の 経験も全くないし、それに言葉のレベルも低いので、もともとそそっかしい私は、グラスを割ったり、注文を間違えたりして、失敗ばかりでした。 ある日、店のマネージャーが私と話している時に、「今日は、1人の中国人が応募して来たんだけどね、断ったよ」と言いました。 「えっ、どうしてですか、言葉の問題ですか」「いや、実はね、中国人は割ったり、間違えたりすることは多いでしょう。あなたもまだ レジも出来ないでしょ」私はびっくりして、ショックを受けました。

その夜、一晩中眠れませんでした。個人のそそっかしさが、中国人の全体のイメージになって、応募して来た中国人が断られて しまったのです。私は、1人の中国人にすぎないのに、この店では、中国人の代表になってしまったのです。考えてみれば、これは当然の ことでしょう。しかし、その時まで、私はその事に気がつかなかったのです。一晩考えたあげく、私は150種類ぐらいの料理の名前から 値段まで繰り返して暗記しました、レジを打つことは、店の人が任せてくれなかったので、暇な時に、みんなが打ち終った伝票で何回も 何回も覚えるまで練習しました。そして、2日間で、レジができるようになりました。仕事中は、気を散らさないように、 いつも「気をつけて、慎重にして」と自分に言い聞かせていました。こうして、二週間経ったら、私は自分のそそっかしさが不思議と 直っているのに気がつきました。

私の突然の変化は、店の人を驚かせました。私は何も言わずに黙々と頑張っていました。そそっかしい私にも、みんな協力 してくれるようになりました。私のそれに応えるように頑張りましたので、仲もよくなり、前より親切にしてくれるようになりました。 それから、2ヶ月後、引越しのためこの店を離れなければならないことになりました。最後の日、私は花束を買って、店のみんなの目に 止まる所にある冷蔵庫の上に置きました。この花は、仲良くいつも熱心に仕事を教えてくれる日本の方々へのお礼の気持ちでした。 ここでは、アルバイトだけではなく、人生のいい勉強をして、少し成長できたと思ったからです。みんな名残惜しそうに「これからも頑張って」 と励ましてくれました。「私の後に入るバイトは中国人であったらな」と心の中で思いました。

これからは、私は何処へ行っても、自分が中国の代表と見られるということを忘れないで過ごしていこうと思っています。

ご清聴、ありがとうございます。

1997年10月25日(土)




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語学の勉強は長い間、ずいぶん私達を悩ませてきました。
英語は中学校から十数年もやってきたのに未だに「喋れません。出来ません」と言っている方も少なくありません。
これまで私達は、目と耳で勉強するのが普通でした。つまり読むことと、聞くことを優先していました。しかし言葉は口で覚えるととても効果的なのです。声を出して暗記することです。正しい発音ができればヒヤリングを特別に練習しなくても力が付いてきます。しかも忘れにくいのです。

1.  正しい発音は言葉の命です。
2.  正しい発音をするには、口腔の筋肉と舌の動きを正しくしなければいけません。
3.  口腔の筋肉を鍛えるために、声を出して練習することです。
4.  一つ一つの単語ではなく、文をまるごと覚えることです。
5.  「大きい声、早いスピード、はっきりした発音」で、練習することが基本です。
6.  先生の正しい指導以外では、テープやCDの声を真似することは何よりも大切なことです。
7.  沢山ではなく、テープ1本、CD一枚を繰り返しまねすることです。

語学の勉強は、頭脳労働だけでなく肉体労働でもあります。
そう感じた時に語学上達への近道が始まっているに違いありません。

語学勉強のマメ知識 (1)  一日一文(一天一句)
 一日一つ文を覚えること。
 一文は、一分間で20回練習できる。
 朝一分間、昼一分間、夜寝る前に一分間。一日3分間。
 声を出して、早い速度で、練習すれば、一週間で、口をついて出るようになります。
 だから勉強する時間がないとは言わないで下さいね。
 是非、試してみてください。
語学勉強のマメ知識 (2)  声を出すことによるメリット
 1. 集中力アップ
 2. 脳の活性化
 3. ストレス発散
 4. 美容効果
 5. 憂鬱防止
 6. 性格が明るくなる。
 7. 自信がつく
 
 声を出して言葉を覚えることだけで、一石何鳥にもなりますよ!

 ◇体の表現で言葉を覚える習慣を身に付けよう
従来は机にじっと坐って、頭だけを使って、言葉を覚えるのは普通でしたが、実は体で、言葉を覚えるとその効果は抜群です。
つまり体で経験したことというのは忘れがたいのです。

1.  言葉を手振りや身振りに変えましょう。
 動詞を覚える場合、例えば、「歩く、走る、跳ねる」。実際に、歩いたり、走ったり、跳ねたりしながら、
 口から喋ります。何回も繰り返すと、言葉は体の中に染み込みます。
2.  動詞以外の言葉は、その言葉の意味によって、動作を作ります。そうするとこの動作をするたびに、
 その言葉も思い出します。
3.  手話のように、自分なりに「肢体言語」を作ってみましょう。きっと驚くほど効果が出ます。

 ◇中国人は語学に堪能の秘密
中国人は言葉を覚えるのは早いとよく日本の方に言われています。
よく考えてみると、そうかもしれません。どうしてでしょう。
日本に来る前に上海の複旦大学で日本語を勉強したとき、朝から、外はちょっと明るくなると、あちこち声を出して朗読している人の姿が見えました。
そして、大連の外国語学院の近くの公園とかも、こういう風景もよく見かけていました。
この習慣は中国では普通です。また中国人の考えが感性的に富んでいるので、語学勉強には向いているところ以外、もう1つは中国ではこういう言い方があります。
言葉を勉強するには図々しさが必要です。 中国人は、とても積極的で、大雑把です。
積極的に話して、多少間違えたりしても気にしません。
こういう意味で恥ずかしがり屋さんの日本の方はとても損すると思います。
本気で語学を取り組みたかったら、まず恥ずかしさを無くす事です。
恥ずかしい気持ちが分かりますが、しかし、邪魔になる以外は何も役に立たないのです。
語学の勉強だけではなく、人生までもマイナスになるのです。 語学勉強を通じて、必要以上の恥ずかしさを取り外すことさえできれば、きっと、皆さんの人生までも変わるはずだと思います。

 チャレンジ精神が語学の勉強の宝物
2004年6月、中国の李陽先生が行った英語のキャンプに参加しました。
1日10時間、10日間で100時間勉強していました。つまり1日1時間とすると、3ヶ月以上になるのです。
キャンプ終盤のスピーチ大会にクラス代表に選ばれてスピーチしました。
私は英語ができるとは言えません。簡単な自己紹介もうまく言えません。
しかし、600人ぐらいのキャンプの中で30人ぐらいのクラスの代表になっていたのです。
何も恐れずチャレンジは何より大事だと思います。
語学勉強するには、小さな練習のチャンスでも、1つも逃がしてはいけません。
このようなスピーチ大会は練習の絶好のチャンスです。その時こそ無我夢中になれるのです。
大会に出るたびに必死に暗記した文章の内容は、なかなか忘れません。
皆さん、一緒にチャレンジしてみては如何ですか。
一度チャレンジしたら、一生の宝物になりますよ。
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