イベント報告

イベント報告

2018年05月31日(木)

第一回「華楽坊・和華」東京華人児童芸術節 好評のうちに閉幕しました

第一回 東京華人児童芸術節は、中国芸術文化の日本での発展を目指し、日本で生まれ育つ華人児童の中においても、伝承と精神が失われることがないように願い、

また何より、日本に住むすべての子どもたちに、自己表現、芸術への理解を深め、自信をつける機会を提供することを目的として開催されました。

第一张

芸術節当日はまずはじめに、中国駐日大使館領事部王軍総領事、東京華助センター代表理事顔安先生、華楽坊芸術学校何慧群校長からのスピーチがあり、

第二张

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演目は英櫻国際舞踊芸術学校のラテンダンスからスタートしました。

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今回の活動では大連テレビ局児童番組のキャスターである 林海鳴先生 (胖胖叔叔)、 原浙江局の司会者 刘晓宁先生と、そして児童たちが司会を務め、二名の経験豊富な司会者たちは舞台上での流れを先導して場を盛り上げ、我々の児童たちも堂々と素晴らしい力を発揮して、司会の役割を果たしました。

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華楽坊児童古箏楽団の子どもたちは私達に古箏の合奏曲 《手掌心》と《千本桜》を聞かせてくれ、

その演奏は彩り豊かで、彼らの学びと鍛錬は熱烈な拍手で報われました。

千本樱

 

華楽坊児童舞踊団は我々に《拾豆豆》と《草原晨曲》を披露してくれました。

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今回の児童芸術節は特別なステージとなり、児童による演目の中では珍しい手品ショーがあり、小さな手品師は熟達した手さばきで小道具を扱い、絶妙なリズム感でさまざまな芸当を見せてくれ、大人たちはその愛らしさと斬新さの両方に胸を打たれました。優美ちゃんはまだ6歳で、著名な手品師”宋月珍”の三代目の孫にあたる将来有望な小さなスターです。

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また、バレエの邰仲玥ちゃんは《バッハによるバリエーション》と《海賊のバリエーション》の2つの舞踊を会場の皆さんにお届けし、優雅な身のこなしで、観覧していた子どもたちのみならず、大人たちの羨望をも集めました。

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それから、琴井麗文ちゃんは楊貴妃の装いに身を包み、中国の国粋「京劇」を見せてくれました。

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今回舞台に挙がった華楽坊の児童たちはまだまだ芸術を学び始めたばかり、保護者たちが応援を旨に見守る中、

子どもらしい姿も見せていましたが、けして怖気づかず堂々として、一人一人が勇気を持って今回のステージを楽しんでくれました。

 

演目の途中では中国武術とのコラボレーションも織り込まれ、専門の武術の先生をお呼びして、子どもたちに武術の基本動作を示していただきました。

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協力してくれたお友達は積極的に参加してくれ、舞台上で武術師範の演舞を学びました。

児童たちの中国文化に対する興味の深さを目のあたりにすることができ、非常にありがたいワンシーンでも有りました。

 

以上のように、第一回東京華人児童芸術節は中国61児童デーを前に、円満に終幕いたしました。

心形图

参加してくれた児童たちは、今回の舞台にて、継続して努力するためのモチベーションを更に高め、自信を身につけることができ、保護者の皆様からも、華楽坊と株式会社太平洋観光社の共同主催により、在日青少年児童の生活に豊富な彩りを生み出せたこと、また、キャリアのある芸術家たちの応援のもと、子どもたちの芸術的レベルを高める機会となったことを、強く実感して頂けました。

さらに今後、児童芸術節が回を重ねることにより、更に多くの子どもたちに活躍の場ができ、

様々な芸術への情熱を高め、華人児童たちの未来に更なる可能性を切り開いて行けることを我々一同望んでいます。

 

 

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