中華人民共和国建立70周年を記念するため、由東京多元文化会館と日中青少年国際文化芸術促進協会、株式会社アジア太平洋観光社の連合主催により“国慶70周年——日中青少年“ぼくの私の故郷”絵画展が、2019年10月1日〜10月5日開催されました。

今回のイベントでは、日本と中国の両方から約200作品が寄せられ、そのうち70作品が入選し絵画展にて展示されました。

この絵画展の審査員団として、関口貢先生（日中アニメゲーム産業連合会理事長、元サンリオ株式会社設計部部長）、鈴石先生（東京都図画工作研究会会長、文化省図画工作指導資料作成協力者、NPO法人市民芸術活動推進委員会理事長）らをはじめ、東京華楽坊芸術学校美術主任・劉浩然講師と、多格美術教室主任講師鄭訓興が審査を担当しました。

入選作品の題材には、故宮、天安門、白馬寺などの代表的な建築が多く描かれていました。海外に住む子どもたちにとっても、自分のルーツとなった国に興味を持つことは素晴らしいことです。
国慶節70周年“ぼくの私の故郷”絵画展は、海外の華人華僑記念するに相応しいものとなりました。

イベントの最後には表彰式が行われ、当日はたくさんの方にご来場いただき、満席となりました。ゲストにより子どもたちへ“特別優秀賞”、“最優秀賞”、“優秀賞”と“佳作賞”の表彰が行われました。このうち“特別優秀賞”受賞作品は多元文化会館に収蔵されます。また、“特別優秀賞”、“最優秀賞”、“優秀賞”を受賞された子どもたちには、オリジナルトロフィーが贈られました。このトロフィーは今回の作品展のために、“無煙窯”の創設者である日下部正和氏の手によって作られたもので、それぞれすべて表情の違う一点物となっおり、子どもたちの受賞の感動をさらに盛り上げました。また、今回の特別特典として、今回の絵画展の入選作品は、日中文化交流雑誌《和華》第24号に全点掲載されます。