東京華楽坊芸術学校では8月4日、夏季クラスに参加しているお子さんたちによる発表・展示会を開催し、日頃の成果を発揮しました。当日は会場である学校に、お子さんと保護者様が早々と準備に取りかかりました。声楽や古筝クラスのお子さんは先生方の指示のもとリハーサルを繰り返したり、スケッチクラスのお子さんも、先生方と展示についての打ち合わせをしました。

本番では、お子さんたちによる「祖国，祖国我们爱你」という中国の歌の歌唱パフォーマンスからスタートしました。

それから、スケッチクラス担当講師で、現役芸大美術専攻博士学生である張媛媛先生により、生徒であるお子さんの紹介や学習の進歩についての説明が行われました。その後、お子さん自らが自分の作品を紹介しました。お子さんの逞しい姿はもちろん、先生による専門的な絵の解説を目の当たりにすることができ、保護者様にとってもわかりやすく、これからのお子さんの進歩に期待できるような発表となりました。

また古筝クラスの発表は、担当講師である李先生による簡単な楽器についての説明および楽曲「渔舟唱晚」の素晴らしい演奏とともに始まりました。それから李松楠先生がお子さんとともに夏季クラスの成果を披露しました。ステージの上でも非常に堂々としていました。

声楽クラスの発表も、朱先生とお子さんによるパフォーマンスが行われました。まず担当講師の朱暢先生により授業内容について簡単に説明した後、生徒の張さんと楽曲「数鸭子」を発表しました。張さんは今回の夏季クラスの最年少の生徒さんであるものの、とても勉強熱心なお子さんです。授業で学んだこともきちんと覚えてくると担当の先生が語っています。今回の発表会の歌もとても上手に歌い上げていました。またもう1人の生徒さんである白さんも、楽曲「金色童年」を歌い、表現豊かな歌声に観た方の好評を得ることができました。

お子さんの2週間の成果を見て、弊校としてとても感動しました。校長の何も、会の結びに、暑い中お子さん達が一生懸命に学び続けるとともに、それに付き添ってきた保護者様がた、熱心に授業の準備や指導をしてきた先生方へ感謝の言葉を送りました。また、学びに取り組んできたお子さん達には修了として賞状を付与させていただきました。

今回の発表会はまた、弊校スタッフによる献身的な企画や準備などの力によって、お子さん達にとって最高な環境で発表できるように成し遂げられたと思います。

これからも弊校はお子さんの芸術における希望や夢を切り開くお手伝いをさせていただくために、さらなる努力を続けてまいります。