１演奏技法と手の構え方をさらに上達させる。同時に四点を強化する。左手による変音技法を習得する。
２演奏中に指の柔軟性の訓練を重視し、特に親指の小さい関節の使い方をマスターする。ともに左手を強化して、練習する。 
３いろいろな曲目の勉強のため、優れた民間音楽が持つ特有のイメージを把握することを重視する。できる限り鼻歌で楽曲を歌って、楽曲本来の風味を鮮明に感じとる。

曲目：一点金，阿都沁阿斯尔，娃哈哈，小镰刀など

１一級と二級の要求をさらに深く理解していることを前提に、音の音質、弾力性と指の独立性に注意する。
２初歩的な揺り指、輪の指の演奏をマスターする。
３正しくファとシの音の高さを把握して、同時に正しい音に修正する能力を育成する。　　　　　　　　　　　　

１アルペジオと分解和弦の演奏の方法を把握して、音色、音量、速度の安定に注意して、指の独立性と重心の転換をマスターする。重心を自然に転換できるようにマスターする。揺り指の練習は手首のリラックス、速度、音色の安定に注意する。
２いろいろなリズムと速度の練習を強化する。
３演奏の能力を訓練して、演奏上に一定の音楽の表現力を持つこと。

曲目：上楼，燈月交輝，挤奶舞曲，故郷の太陽など　　

１さらに基礎訓練を高めて、同時に揺り指で強めに演奏する歌唱性、速い四点演奏する速度、両手弾奏で独立性と色んな運指法弾奏することに熟練した程度などの技術的な方面を訓練する。
２伝統的な楽曲を演奏して、色んなスタイル、運指法、演奏した特徴を初歩的に把握する。創作あるいは改編楽曲を演奏する時、両手の組み合わせでできた調和性と音色、音量のバランスに注意する。
３楽曲を演奏した時、楽譜によって提示した速度、強度、音色の変化と情緒で演奏する。ともに演奏の完全性と音楽の表現力を強調する。

１多彩な音色の変化を試み、力の訓練を課す。同時に特定の弦を中心に練習する。
２各流派の古典曲を学ぶ際に、左手による表現の特徴を重視し、強調するところを意識しながら練習する。各流派の特徴とパターンを覚えていく。例えば、山東箏派の曲は親指の小さい関節で弾くことに対して、河南箏派は親指の大きい関節で弾く等それぞれの特徴に従って演奏しなければならない。こうしてそれぞれの流派の特徴を正確に表現することができ、また多様な技法がマスターできる。
３演奏時に力および音色の比較を強調し、集中力または表現力を重視しなければならない。さらに以下の4点に注意（強い音色にしても騒がしくならない、弱くしてもか細くならない、スピードが速くても慌ただしくならない、落ち着く時はのろのろしない）。

曲目：戦台風，山丹丹開花红艳艳，豊收鑼鼓，云庆，昭君怨など

２古典曲のほうは山東、河南、潮州、客家、浙江等の流派を代表する曲の演奏技法と独特の表現をマスターする。作曲また編曲のほうでは変化する音および臨時記号の習得と訓練が必要であり、使いこなすことが求められる。
３求められる速度、強度また情緒の要求を満たし、曲への理解を深め、表現する。また楽譜を見ながら弾く能力を身につける。　　

１各種演奏技法を両手共に使いこなすことが求められる。速いスピードで弾く際になるべく小さな動きで達成することと、また多声音楽の演奏能力を高めることが求められる。
２古典曲、また作編曲された楽曲をはじめとする、難度が高い曲をマスターする。共に現代曲を習得する。
３演奏時に、両手の関係を上手く把握する。曲の内容を正確に表現する。曲の表情の繊細さおよび誇張したところを表現する一方、その素朴さと自然さにも配慮することが要求される。